心温まる記事

インターネットの記事で心が温まるのは久しぶりなんです。

嬉しいのでブログに掲載します。

 

以下掲載文

新型コロナで営業休止…飲食店の常連が従業員に粋な計らい

米国では新型コロナウイルスの感染拡大防止のために多くの飲食店が営業休止を余儀なくされ、従業員は収入が絶たれている。そんな中、あるレストランの常連客が粋な計らいを見せ、話題になっている。

米NBCニュース(3月17日付電子版)などによると、注目を集めているのは、オハイオ州コロンバスにある「コーチェス・バー&グリル」の常連客。

日曜日だった3月15日、同州のマイク・デワイン知事は、新型コロナ感染拡大防止のために、同日午後9時をもって、テークアウトとデリバリーを除き、全飲食店の営業を無期限で禁止するとの命令を発表した。

常連客は発表の約1時間後、店で食事をした後、写真のような勘定書を置いていった。飲食に使った額は29・75ドル(約3200円)だったが、チップの欄に記された数字はなんと2500ドル(約27万円)!

5人の従業員の名前を列記し「平等に分けてください」と記されていた。休業期間中の従業員の生活をおもんぱかったのだ。

同店のオーナー、ベニー・レオナードさんは、この勘定書の写真をツイッターに投稿し、事情を説明したところ、急拡散。翌16日にはNBCの取材を受けた。

ベニーさんによると、その常連客に「身元をメディアに話していいか」と問い合わせたところ、匿名を希望。「中年の男性で、毎週水曜の夜にやってくる常連」とだけ明らかにした。

気前の良い常連からチップをもらった5人だが、彼らもまた泣かせる行動に出た。ベニーさんと相談し、このチップを全従業員13人で平等に分けることに!

25年前から「コーチェス・バー&グリル」を経営しているベニーさんは、「この日曜日をいつまでも覚えているだろう」と語り、こう続けた。

「(営業休止命令が出て)ひどい1日でしたが、すべてが変わりました」

「開業以来、最もエキサイティングな1日でした。いろいろ経験したけど、あんなことは初めてでした」